Wicle活用事例

コンバージョンを可視化するAIアナリティクス「Wicle」

流入・コンバージョン・来訪頻度をひと目で把握。AIが変化と要因を解析し、ユーザー行動の再現でコンバージョンまでの流れも把握できます。

  • 月間30万PV相当まで完全無料
  • クレジットカード不要

BtoBサービス企業のCVR改善成功パターン|成果につながる施策と進め方

Wicle team
Cover image of the article

目次

Webサイトへのアクセスはあるのに、問い合わせや資料請求につながらない。広告費は増やしているのに、CVR(コンバージョン率)が伸びない。BtoBマーケティングの現場では、こうした悩みが日々積み重なっています。

CVR改善に取り組みたいと思っても、「何から始めればいいのかわからない」「施策が多すぎて優先順位をつけられない」という声は少なくありません。

この記事では、BtoBサービス企業のCVR改善で成果を出している企業に共通するパターンを整理しました。改善の基本的な考え方から、LP・フォーム・CTAといった具体的な施策、そして改善を回し続けるための仕組みづくりまで、順を追って解説します。

自社で「次に何をすべきか」の判断軸が見えてくるはずです。

BtoBサービス企業のCVRが伸びない背景と課題

BtoBのWebサイトでは、CVRが1%を下回ることも珍しくありません。検討期間が長く、意思決定に複数の関係者が関わるため、サイト訪問から問い合わせまでの距離が遠くなりやすい構造です。

CVRが低いこと自体は、商材特性を考えれば想定の範囲内です。問題は、改善できる余地があるのに手をつけていない状態が続いていることです。アクセスは増えているのに問い合わせが増えない。こうした状況が続いているなら、どこにボトルネックがあるかを見極めることが出発点になります。

CVR改善の基本的な考え方

CVR改善を「やるべき施策の一覧」として捉えると、手当たり次第に手を動かしがちになります。成果を出すには、まずCVRを左右する構造を把握することが先です。

CVRを左右する3つの要素

CVRは、3つの要素の掛け合わせで決まります。裏を返せば、CVRが伸び悩む原因もこの3つのどこかに潜んでいます。

1つ目は「集客の質」です。サイトに訪れるユーザーが、自社の商材を必要としている層かどうか。SEOや広告でアクセス数を増やしても、ターゲット外の流入が多ければCVRは低いままです。

2つ目は「ページの説得力」です。訪問者が「この会社に相談してみよう」と思えるだけの情報がページ上にあるか。サービスの強み、導入後のイメージ、他社との違いなどが不足していると、興味があっても行動にはつながりません。

3つ目は「CVへの動線」です。問い合わせや資料請求までの道筋がスムーズかどうか。CTAが見つけにくい、フォームの入力項目が多すぎる、「問い合わせ」しかCV地点がなく情報収集段階のユーザーが接点を持ちにくいといった障壁があると、最後の一歩で離脱されてしまいます。

この3つのうち、どこが弱いのかを見極めることがCVR改善の起点になります。原因が絡み合っているケースも多いため、闇雲に施策を打つのではなく、構造的に課題を捉えることが大切です。

改善の効果が出やすい順番

3つの要素すべてを同時に改善するのは現実的ではありません。効果が出やすい順番を意識して着手していきましょう。

原則は、CVに近いところから手をつけることです。フォームの入力項目を見直す、CTAのコピーを変えるなどの施策は手間がかからず、成果が見えるまでの期間も短いです。

逆に、集客チャネルの見直しやターゲティングの変更は、効果が出るまでに時間がかかります。まずはCV周りの改善で勝ちパターンを掴んでから、上流の施策に広げていく流れが望ましいです。

成果が出ているBtoB企業のCVR改善パターン

CVR改善の構造を理解したうえで、実際に成果を出している企業はどんな打ち手を取っているのでしょうか。再現性の高い3つのパターンを紹介します。

CV地点の再設計で間口を広げる

「問い合わせ」だけをCV地点にしているBtoBサイトは多いです。しかし、初めてサイトを訪れた検討初期のユーザーにとって、問い合わせはかなりハードルが高い行動です。

CVRが伸びている企業は、検討段階に応じた複数のCV地点を用意しています

  • 情報収集段階のユーザー

    • ホワイトペーパーのダウンロード

  • 比較検討段階

    • サービス資料の請求

  • 導入を具体的に考え始めた段階

    • 無料相談の予約

など、段階ごとにハードルを変えることで、「今すぐ問い合わせるほどではないが、興味はある」という層を取りこぼさずに済みます。

LPのファーストビューで離脱を防ぐ

LPに訪れたユーザーが最初に目にするファーストビューは、読み進めるか離脱するかの分岐点になります。BtoBでは、ファーストビューの滞在時間が3秒以下というデータもあります。この短い時間で「自分に関係がある情報だ」と感じてもらわなければなりません。

押さえるべきポイントは3つです。

  • 「誰のための情報か」が伝わるキャッチコピー

  • 読者が得られるベネフィットの明示

  • そしてすぐ行動できるCTAの配置

ファーストビューでこの3つが揃っていないLPは、どれだけ本文を充実させても読まれにくくなります。

フォーム入力のハードルを下げる

フォームはCVの最終関門です。ここで離脱されてしまえば、それまでの改善がすべて無駄になります。

EFO(エントリーフォーム最適化)で最も効くのは、入力項目を最小限にすることです。BtoBのフォームは、会社名から役職、従業員数まで項目が膨らみがちです。しかし最初の接点なら、会社名・氏名・メールアドレスの3項目で十分なケースが多いです。残りの情報は、商談に進んだ段階でヒアリングすればよいでしょう。フォーム通過率を上げることが、CVR改善の即効策になります。

CVR改善の具体施策と優先順位の付け方

CVR改善の施策は数多くありますが、すべてを同時に進める必要はありません。自社のリソースと照らし合わせ、効果の出やすいものから着手していくことが鍵になります。

すぐ取り組める即効施策

明日からでも取りかかれる施策をいくつか挙げます。

CTAボタンの見直し

CTAボタンの文言を見直しましょう。「お問い合わせ」より「まずは資料を見てみる」のほうが心理的なハードルは低くなります。ボタンの色や大きさを変えるだけでクリック率が変わることもあります。

フォーム項目を減らす

フォームの入力項目を減らしましょう。「必須」のついた項目が7つ以上あるなら、すべて本当に必要かどうか精査する価値があります。

ページ速度の改善

ページの表示速度を改善しましょう。表示に3秒以上かかるページは、離脱率が跳ね上がります。画像の軽量化やキャッシュ設定の見直しは、比較的すぐに対応できます。

中期的に取り組む改善施策

即効施策で改善の手応えを掴んだら、次はもう少し腰を据えた取り組みに移ります。

全体構成の見直し

LPの構成を全面的に見直します。ファーストビューだけでなく、ページ全体の情報設計を「読者の疑問が解消される順番」に組み替えます。導入実績や事例をページ内に盛り込み、信頼性を補強することもCVR改善に直結します。

コンテンツからCV導線の再設計

コンテンツからCVへの導線を再設計します。ブログ記事やコラムからサービスページ、そしてCVへの流れが途切れていないか点検してみましょう。記事の末尾にCTAが置かれていない、関連コンテンツへのリンクがないといった導線の断絶は、よくある見落としです。

流入キーワードとページ内容のズレ確認

流入キーワードとページ内容の一致度も確認しておきましょう。検索クエリに対してページの情報がズレていれば、CVR以前に直帰率が高くなってしまいます。Google Search Consoleのデータを活用し、集客の質を精査していくことが中期的な改善においては大切です。

まとめ

CVR改善は、一度の施策で終わるものではありません。訪問者の行動や市場の変化に応じて、A/Bテストによる検証と改善を繰り返す継続的なサイクルを回すことが成功の鍵となります。

「感覚」に頼るのではなく、数字に基づいた効果検証を行うことで、次の打ち手へと確実につなげられます。また、LPやフォームといった局所的な改善だけでなく、質の高いコンテンツを継続的に発信し、サイト全体の信頼度とCVRを底上げすることも重要です。

成果を最大化するためには、これらの施策を並行して進め、データに基づいた改善サイクルを仕組み化することが不可欠です。本記事でご紹介したアプローチを参考に、貴社のBtoBサービスにおけるCVR改善を成功に導いてください。

Wicleを活用してCV率改善をするための具体的な手順は、「CV率改善の実践ガイド:Wicleを活用したCV率が低い要因の探索方法」で解説しています。こちらもあわせて参考にしてみてください。

圧倒的なユーザー理解を
今すぐ体験しませんか?

タグを1つ埋め込むだけで、すぐに始められます。

月間30万PV相当まで完全無料 クレジットカード不要